グレープシードオイルとは、どんな特徴を持った油かと言いますとですね、ビタミンEをふんだんに含んだコレステロール0の食用油です。
食用油と言っても、サラサラの無味無臭で、肌に優しいところから、髪に潤いを与えるヘアパックやオイルマッサージ、果てはクレンジングにまで使用する事が出来ます。
グレープシードオイルは、きっと知っておいて得する油です。
ここでは、グレープシードオイルの効能などについて紹介していきます。
グレープシードオイルの効能とは？
グレープシードオイルの一番の効能はというと、やはり強い抗酸化作用を持っている事でしょう。
つまり、グレープシードオイルは、鮮度の長い食用油なのです。
これが何を意味しているかという事は追って説明する事として、ここで一つ、大切なポイントを見ておきましょう。
体にいいと言われるグレープシードオイルですが、実はリノール酸が65パーセントと、全体の約3分の2近い含有量を占めているんですね。
だからこそ、血圧やコレステロール値を下げる効能が高いという事で支持されている訳です。
が、しかし、リノール酸の過剰摂取は、逆に善玉コレステロールまで減らしてしまう事も分かっていますから、グレープシードオイルは完全な健康食品ではない訳です。
加えて、150度以上に加熱すると、過酸化脂質を生じるという短所も持ち合わせています。
従って、ガンの発症率を高めてしまう可能性もある訳で、グレープシードオイルの摂取量には十二分に気を付ける必要性があるのです。
とにかく体にいいと聞けば、なんでもかんでもそれに統一される健康志向の強い方は、特に気を付けて欲しいなと思いますね。
本当にいい効能を得るためには、やはりグレープシードオイルの持つ特性をしっかりと理解しておく事が大事でしょう。
グレープシードオイルで髪に潤い？
グレープシードオイルのヘアパックというのは、最近随分メジャーになって来ました。
さて、グレープシードオイルのヘアパック、やり方は至って簡単で、洗髪前に頭に塗布してシャンプーするだけです。
勿論、ただ塗って洗うだけでは大した効果はなく、それなりに丁寧に塗って、丁寧に洗わないといけないのは確かですが、決して難しい事ではありません。
それに、近頃はグレープシードオイルのヘアパックみたいなのがいろいろ市販されているようですが、スーパーに売っている食用の物を使えば十分だと私は思います。
今の世の中、流行語はなんでもかんでも人気コスメに仕立てる傾向が強いですからね。
グレープシードオイルのヘアパックは、高い保湿成分により、髪に潤いが与えられ、艶が出ると思ってお使いの方が多い用です。
が、しかし、グレープシードオイルのヘアパックの真の効果効能は、頭皮の消毒と保護、そして栄養補給にあります。
ですから、シャンプー前にブラシで綺麗にホコリを落とし、しっかりと塗り込んでからマッサージする事で、様々な頭皮のトラブルが解消されて行くのです。
加えて、強い抗酸化作用を持つグレープシードオイルには、毛根から女性ホルモンの流失を防ぐ作用もあると言われています。
結果、薄毛対策にもなるという訳で、正しく一石二鳥のヘアパックなんですね。
グレープシードオイルで手作りクレンジング？
グレープシードオイルは海綿活性剤や防腐剤、着色料などを一切含まない無添加食品です。
ですから、赤ちゃんや敏感肌の方でも、比較的安心してグレープシードオイルを肌に塗布する事が出来るんですよね。
という事は、逆に言うと、これまでオイルクレンジングが使えなかったデリケート肌の人手も使えるという事になります。
この辺りも、グレープシードオイルが人気を博している点の一つではないでしょうか。
グレープシードオイルが自分の肌に合うと判明してからは、今もずっと使っているし、娘の肌にも塗って上げています。
以前アトピー用のベビーオイルを塗った時にはワンワン泣いた娘ですが、何故かグレープシードオイルは全然平気みたい。
それどころか、どうやら娘にはアロマテラピーの効果もあるようで、マッサージが終わると、いつもすやすや寝てしまっています。
そんなグレープシードオイルを使ったクレンジングフォームは、大手の食用油メーカーからも市販されていますね。
でも、お気に入りの製油と混ぜるだけで自分でも簡単に作れちゃいます。
毎日違う製油を混ぜる事で、その非の気分に応じたクレンジングが作れ、常に新鮮だというメリットも大きいですから、グレープシードオイルはハンドメイドがお勧めです。
まとめ
グレープシードオイルがあくまでも植物油である事実を考えると、成分がどうのこうのという前に、過剰摂取はやはり禁物。
決してカロリーも低い訳ではありませんし、なんでもかんでもグレープシードオイルを使えば油料理をたらふく食べても大丈夫という訳ではありません。
出来るだけサッパリした無味無臭の長所と、リノール酸の短所を考え、料理以外のところで活用する事を試みてみるのも悪くはないでしょうね。
2016-01-10 |
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